むさし歯科

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スタッフブログ

子どもの歯を守るために⑨ 2017年2月27日

ケーキ

こんにちは、院長の瀧沢です。2月ももう終わりますね。
まだまだ寒いですが、晴天の日が増えてきたように感じます。

 

さて、今月はバレンタインデーもあったので、チョコレートについてです。
チョコレート、美味しいですよね。私も大好きです。
チョコレート=虫歯と捉えられがちですが、チョコレートが悪いわけではなく、チョコレートに含まれる沢山の砂糖が問題なのです。

 

虫歯のもとになるミュータンス菌は糖をエサにして、強い酸を出します。
この酸が歯を溶かして、歯に穴をあけ、虫歯になります。
ですから、
①だらだら時間をかけて食べない・・わずかに溶けた歯は唾液が修復してくれますが、修復には時間がかかります。頻繁に間食をすることにより、修復が間に合わず、穴の開くリスクが高くなります。
②口の中に残ったままにしない・・口の中にミュータンス菌のエサとなる糖が残っていると、ミュータンス菌はそれをエサに活動を続けます。間食は短時間で済ませ、水やお茶を飲んだり、歯みがきをしたりして、糖が口の中に残らないようにしましょう。
③寝る前は食べないようにする・・寝ている間は、唾液も少なくなり、唾液の修復作用が弱くなります。特に寝る前は念入りに歯を磨くようにし、リスクを上げないためにも、間食はしないようにしましょう。
といったような事に、注意してもらえれば、チョコレートも美味しく召し上がっていただいて構いません。
ただ、小さい子どもさんの場合は、あえて虫歯になるリスクが高いおやつを食べる必要はないかと思いますので、代わりがきくようなら、別のおやつを食べさせてあげてください。

 

 

子どもたちのバレンタインデーは、無糖ココアパウダーを使った蒸しパンにしました。
チョコレートデビューはなるべく引き延ばしていく予定です。